2025年3月17日 更新
3月6日にエフエム岩手夕刊ラジオで紹介した本
熊谷達也著 「まほろばの疾風(かぜ)」 「邂逅(かいこう)の森」 「漂白の牙」
まほろば は、大和朝廷の侵略に対して果敢に戦いを挑み
蝦夷の森を疾風のように駆け抜けた阿弖流為の冒険小説
邂逅 は,秋田の貧農に生まれ、マタギとして生きる男を通し
マタギというもはや失われた日本の風土を克明に描く文学作品
漂白 は、東北の山奥で目撃されたという
絶滅したはずのニホンオオカミをめぐる人間模様を描いたサスペンス小説
この他にも「邂逅の森」とともに ”森” 三部作と言われる「相剋の森」「氷結の森」や
東北の地で誇り高く生きるマタギ、漁師、川船乗り、潜水夫たちの肖像を鮮やかに描いた
短編集「山瀬郷(やませごう)」など
熊谷氏の小説は、現代人が忘れかけているかもしれない「生」の豊饒さや力強さを謳っていて
心が揺さぶられ、読み進むうちにどんどん作品の中に引き込まれて行きます。
推しです!