2016年6月8日 更新
6月6日~8日は、国立青少年教育振興機構の事業で国立岩手山青少年交流の家で研修会。
講師は国立登山研修所アドバイザー渡邉雄二氏、ofiice montagueの高村眞司氏、そして私です。
北は北海道、南は沖縄から機構関係の登山担当者を主とし、各地で登山指導をする35名が受講。
6日と8日は机上講習。7日は山で体験活動としての登山の安全管理、危急時対応の実技を行いました。
講義は「登山活動における安全管理の基礎」として、渡邉氏は「リスクマネジメント」について。
高村氏は「事前準備や登山活動中の視点」などについて、私は危急時対応について少しお話しました。
実技は鞍掛山。1グループ5~6人構成で6グループにわかれ、リーダー役を交代しながら登山指導体験。
天気や登山ルートの共有、ペース配分、休憩の仕方、水分補給、体調確認、自然解説、地図で現在地確認・・・
これから指導する人、すでに指導している人など経験は様々ですが、みなさん真剣そのもの。
特に危急時対応実技での傷病者のツェルト搬送、カッパ搬送、ザック搬送技術はすぐにマスターし
真剣にも楽しみながら、かなりの長い距離を交代しながらお互いを搬送し合いました。
この3日間で学んだことをぜひ登山指導に活かして頂ければと思います。
でも、搬送技術だけは活かすことのないよう、ぜひ安全登山を!
ツェルト搬送
事前準備、活動中の視点
ペース配分
カッパ搬送