2014年10月11日 更新
気象庁によると宮城県と山形県にまたがる蔵王山で9月30日から10月9日の午前までに
火山性の地震が18回、微動が3回観測され、山頂付近のわずかな膨張も確認さました。
東日本大震災後、国内の21の火山で一時火山活動が活発化し岩手山では山頂の西北西約10km
秋田駒では山頂付近から約5kmの範囲で活発化しているということです。
岩手山は山頂部のお鉢や山頂火口の岩手山神社付近は
以前から地面が暖かく水蒸気も常に上がっていますので活発化している実感はないのですが
秋田駒女岳の東側斜面から上がる水蒸気がその範囲を広げているのがわかります。
東日本大震災で東北地方は東西に引っ張られ、できた裂け目からマグマが上がってきやすい状態。
過去に発生したマグニチュード9以上の地震は、その後に噴火を伴っているということです。
山の神様がお怒りにならないよう祈るばかりです。
湯