2020年8月9日 更新
先日、ある登山用品店のスタッフからそう聞いた。
すでに登山をしていてレインウェアを持っているている人であれば
劣化したり破れたりしなければそうそう買い換えることはないかもしれない。
これから山歩きをしようという人たちが積極的には購入しないらしい。
雨の日は登らず、天気の良い日に登るから、と言うのがその理由だ。
岩手県内で日帰り登山を楽しむのであれば、何も雨の日に登らなくても良いのは確かだ。
山はいつでもそこにあるから、青空の広がる天気が良い日に登ればよい。
しかもビギナーであれば、いきなり雨の日に登ることはないだろう。やはり晴れた日だ。
だから登山を始めてしばらくはレインウェアの必要性を感じないことは想像できる。
天気予報では雨の心配はない。だから登りに行く。
でも登っているうちに天気が変わり、途中で雨が降り出すことはあり得る。いや、ある。
そんな時はやはりレインウェアが必要となる。
天気予報では雨の確率が低くても、山では雨は降ることがある。
雨の確率が低いだけの話だ。山の天気は思い通りにはいかない。
山では雨でなくてもレインウェアは着る。
風のある時、冷える時、休憩時等、防寒防風のためだ。
足が攣った時などは、応急処置にレインパンツを履くことも有効だ。
レインウェアは、雨天時だけのためのものではない。
やはりレインウェアは登山に必須のアイテムだ。
登山をするなら、晴れでも雨でも、初心者でもベテランでもザックに入れるべきもの。
「登山靴、ザック、レインウェア」は登山の三種の神器と言われる。
登山用品店でしっかりしたものをそろえたい。
防風防寒にレインジャケットを着て 岩手山外輪を行く