2014年8月7日 更新
「私は体力がないから…」と言いながら登山をしている人が多くいます。
が、登山をしているのだから体力はちゃんと持っています。
むしろ持っている体力を“一生懸命無駄に”使っている人が多いように思います。だから疲れてしまうのです。
登山には特別な体力は必要ありません。日常生活を問題なく送れる体力があれば大丈夫です。
もちろん持久力や筋力などがあればそれに越したことはないのですが、あったからといって快適に山登りができるかというと必ずしもそうではありません。普段スポーツをしている人でも登山となると大汗をかき、ゼイゼイ言ってやっとの思いで山頂に着くことが多いです。
大切なのは持っている体力を上手に使うこと、あるいは無駄な体力を使わないこと。
つまり「脱力」です。
体から力を抜いて歩く。
太腿、膝、足首など下半身はもちろん、肩、肘、手首などの上半身からも力を抜いて歩くことがコツです。
必要な時に必要なところに必要なだけ、静かに力を加えるだけでいいのです。
登山は日常生活を普通に送れる体力があれば大丈夫!
体力より脱力です!