2016年4月20日 更新
先日鞍掛山を歩いた。
少雪の冬だったことで雪解けが早く、もう登山道に雪はない。
一年を通して登山者がある鞍掛山だが、雪が解けると一段と賑わいを見せる。
29日には山開きが行われ、いよいよ本格的な春山登山のシーズンとなる。
急斜面の登山道脇に杭がたばねて置かれてあった。
登山道整備のための準備だなぁと思って進んで行くと
西側コースから沢出合いに下る階段で、地元の山岳協会の方々に会った。
「気をつけて!」笑顔で迎えて頂いたその足元には大きなトンカチがある。
本格的な登山シーズンに向けて、階段の補修作業を行っているところだった。
登山口の看板、トイレ、登山道の道標、階段やぬかるみの整備、赤テープ設置 などなど
特に登山者に人気の山には、地元の山岳関係者の方々の見えない尽力がある。
お陰さまで私たち登山者は、安心して山登りを楽しむことができる。
鞍掛山にもカタクリ、イチゲなどの春の妖精たちが咲き始めていた。
今週末には、花を見ながらの山歩きが楽しめるだろう。
登山道脇に置かれた登山道整備用の杭
大きなトンカチ
笑顔の地元山協の方々