2015年8月11日 更新
山で食べるご飯は美味しい。
山での食事の時間は至福の時と言える。
日帰り登山では山頂でお昼、ということが多い。
みな思い思いの場所を選んで腰を下ろしお弁当を広げる。
座りやすいところ、風の当たらないところ、なんとなく落ち着くところ・・・
山ご飯 はそれだけで美味しい。まさに山での幸せな時間。
そこに素晴らしい眺めが加われば、いっそう味わい深いものになる。
そんな時すぐに場所を決めず、眺めのいい場所を探してみてはどうだろう。
たとえば七時雨山。多くの人は南峰頂上広場でお昼ごはんを楽しむ。
が、腰を下ろすと周囲の灌木に視界が遮られ景色が見えなくなる。
山頂に着いたのに、眺めがないのはやっぱりさびしい。
山頂の南側、車之走峠へ続く登山道をちょっと下ってみよう。
眼下一面に七時雨山の南の裾野が広がる小さな岩場がある。
岩手山から八幡平、安比高原などが遠望できる絶好の場所。
岩に腰を下ろし、広々とした景色を独占。
静かにのんびりコーヒータイムもよし。
素晴らしい景色で山ごはんをいっそう美味しく。
山での至福の時間は眺めの良い場所で。