2016年12月31日 更新
あっという間の一年でした。
気負わず、自然体で臨んだ一年でした。
山のガイドって何だろう、と考えた一年でもありました。
新しいことにチャレンジ、というより、これまでのことを継続した一年でした。
それはある意味快適だったのですが、緊張感に欠けそうになることもありました。
それでも有り難いことに様々なところから声を掛けて頂き、新しい出会いがありました。
里山の自然を案内するガイドから世界の山を案内する国際ガイドまで様々なガイドがいます。
どちらが上、どちらが下、と言うことはありません。皆それぞれに大切な仕事です。
その中で自分はどういうスタンスで行くのか、それがいつも頭にありました。
明確な答えは出ていません。
自分にできることを。そして、自分にしかできないことを。
自分の山登りではなく、お客さんの満足を。
安全第一に、心に残る案内を。
山歩きだけでなく、それに付随する活動も。
初心を忘れず、驕らず謙虚に。
結局はそこに落ち着きました。
山をご一緒した皆さん。
仕事でご一緒した皆さん。
山ガイド関係の皆さん。
そして多くの皆さん。
一年間ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
午後の陽ざしに映えるふるさとの山、岩手山