2014年12月2日 更新
盛岡周辺は予報通りの雪。
家々の屋根や木々の枝が見る見るうちに白くなっていく。
晩秋が突然終わりを告げ、舞台はいきなり冬へと切り替わった。
今年はどんな山歩きをしただろう…と、ふと振り返る。
他県へ出かけることもあったが、多くは岩手県内の山。
里山と言われる山から、いわゆる日本百名山と言われる山へ。
大人数で登ることが少なくなり、自分を含めて数名で
超人気の山の隣りの静かな山や、もともと人の少ない山へ。
そんな山は休日でも登山者に会うことは少なく
平日ともなれば、山頂貸し切りで山の時間を楽しんだ。
大勢の人で賑わう隣りの山を尻目に
静かな山頂でのんびりコーヒーブレイク。
山深い天上天下唯我独尊のトッテオキの山頂で
岩手にいることを忘れさせてくれる雄大な眺めを独占。
話に花も咲くが、敢えて無言の時間を過ごす。
そしてどこまでも続く山なみを見つめる。
自然の音だけを聞き、感じ、山と一つになる。
春夏秋そんな山歩きをし、贅沢な時間を過ごした。
人が少なくなった晩秋は、特に癒しの山行となった。