2015年1月4日 更新
年末年始に起きた雪山遭難事故には心が痛む。と同時に、
雪山登山に対するイメージがマイナスに向くことが残念だ。
雪山と言っても様々だ。
盛岡周辺には気軽に雪山登山(ハイク、と言った方がいいかもしれないが)を
楽しめる山がたくさんある。そして実際に雪山ハイクを楽しんでいる人が大勢いる。
それはとても幸せなことだ。
だが、もっと多くの人に雪山ハイクを楽しんでほしいと思っても、遭難というニュースが流れると
雪山ハイクでさえ危険な行為と思われてしまい、なかなか一歩を踏み出して頂けないこともある。
それはとても不幸なことだ。
もちろん、雪山ハイクが全く安全というわけではない。
気軽に楽しむ、と言ってもやはり計画、装備、実際の山行には充分な注意が必要だ。
雪山ハイクを楽しんでいる人たちが、常に事故なく安全な山行を実践し
そのノウハウを自分たちだけのものに留めず、多くの人に伝えて行くことが必要かもしれない。
雪山は楽しい。そして危険もある。
だからこそ“本当に”楽しいのだ。
そこのところを機会をとらえて伝えて行きたい。
そして、雪山ハイクからでいい、もっと多くの人に雪山を楽しんでほしい。