2020年2月9日 更新
スノーハイクの装備です。
快適、安心安全のための持ち物、と考えてください。
①サングラス
太陽光はもちろんですが、雪面からの照り返しから目を守るため。
②ストック
歩くときにバランスをとるため。特に下りでの転倒予防に役立ちます。
雪歩きに慣れてくれば、必要ありません。一本か二本かは各自の歩きに合わせて。
③スパッツ
足首のところに着ける、雪が靴に入るのを防ぐためのモノ。
レインパンツの上、または下にスパッツをつけると靴に雪が入りません。
レインパンツに(登山靴ではなく)長靴を履くときには必要ありません。
レインパンツではなく冬登山用のオーバーパンツの時も必要ありません。
④軽アイゼン
4本爪や6本爪がありますが、6本爪がおススメです。
もちろん10本爪、12本爪でも構いませんが、6本で充分です。
チェーンスパイクよりは、やはり6本爪の軽アイゼンが有効です。
長靴の場合は軽アイゼンよりチェーンスパイクが良いでしょう。
鋲のついた長靴の場合は、いずれのアイゼンも必要ありません。
⑤簡易救急セット
傷絆、消毒液、滅菌ガーゼ、包帯、三角巾、テーピングテープ、シップ等。
捻挫、骨折時の応急手当法を消防署等の救急法講習を受講しておくと良いですよ。
⑥予備の手袋、首や口元を暖めるネックウォーマー
服装の記事でも書きましたが、防寒、保温のために
必ずフリース、ライトダウンなどをザックに入れていきましょう。
⑦ヘッドランプ
ヘッドランプはスノーハイクに限らず、山歩きをする時は必ず持って行きましょう。
夜歩くわけじゃないから、と言うのはダメです。昼の山登りでも、不慮のあるいは
予期せぬアクシデントで下りの時間が遅くなることが、あなたにもあり得るのです。
そんな時にヘッドランプがあれば、安心して下ることができます。
特に秋から冬は夕暮れが早いのでなおさらです。
⑧その他
アウトドア用のウレタン製の座布団やお湯を沸かすバーナー、ライターなど
小物があると、雪の中でのお昼ごはんが楽しくなります。
★雪山登山のノウハウ本には、簡易テント、ラジオ、エマージェンシーシート等
本格的装備も必要と載ってありますが、盛岡周辺の山へのスノーハイクでは
そこまでそろえなくても良いかと思います。勿論、あれば安心安全につながります。
次回は地図について。
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